グラフィックのインパクトとコスト効率を両立したブースデザイン
PITTAN - COSME Week 2025 OSAKA
Client :
PITTAN Inc.
Venue :
Intex Osaka
Designer :
Daiki Akasako
PITTAN様の「Pitagoras」出展事例です。1小間ブースという制約の中、先端技術と親しみやすい世界観を融合させたデザインを追求。デモに特化したレイアウトと強烈なビジュアルで集客力を最大化し、来場者の流れを止めず、出展者の中でも際立つ大盛況を実現した事例です。


私たちは、PITTAN様の超小型分析装置「Pitagoras」および体内成分分析サービス「Nutrifull」に関する(1小間)ブースのデザインから施工までを一貫して担当いたしました。
COSME Week 大阪への出展にあたり、PITTAN様はウェルネス機器としての新規顧客獲得と販路拡大(エステ、フィットネスジム向け)を目標とされました。
戦略1:先端技術と親しみやすさを融合したビジュアル戦略
デザインコンセプトとして、クリーンかつ直感的なデザインで、サービスの先端技術と親しみやすい世界観を両立させることを目指しました。
コスト効率化とデザインの両立: 安価なシステムパネルをベースに採用し、その壁面を全てグラフィックパネルで覆うスタイルを採用しました。これにより、コストを抑えながら、全面にわたってブランドカラーとメッセージを訴求するデザインを実現しています。
強烈な色彩による存在感: ブランドカラーである鮮やかなオレンジを壁面と床面に大胆に使用しました。これは、1小間という限られたスペースの中で、ブースの存在感を最大化する戦略です。
明確なキャッチコピー: メインメッセージ「世界初!汗から体内の美容レベルを "その場でかんたん" 分析」を中央に大きく配置し、来場者の興味・関心を一瞬で引きつけました。
戦略2:デモと接客を両立させる効率的な導線設計
1小間ブースの制約の中で、目標であるデモンストレーションと接客を効率よく行うためのレイアウトに注力しました。
デモ機能の集中:小型マシン「Pitagoras」の展示・操作が可能なデモスペースを、通路側の横長カウンターに設置しました。オープンなレイアウトにすることで、来場者は手軽にデモを体験できました。
対面接客の確保:来場者への説明・接客がしやすい対面式の商談テーブルを配置しました。デモで興味を持った来場者を、スムーズに商談へ誘導できる導線を確保しました。
成果:流れが止まらない大盛況を実現
この戦略的なブース設計は、クライアントの目標達成に大きく貢献しました。
クライアントからの反響: 「3日間、ほぼお客様の流れが止まることがなく、他の出展者と比較しても、十分大盛況と言えるような結果となった」と高い評価をいただきました。
戦略的なブースデザインが、限られたスペースを最大限に活用し、強烈な集客力と効率的な接客を両立させ、目標とした新規顧客獲得と販路拡大の成果に直結しました。







