展示会場での商談を重視した空間設計
UKCorporation - 2024 exhibition booth
Client :
UKCorporation
Venue :
Tokyo Big Sight
Designer :
Daiki Akasako
「都市型トランクルーム経営」を提供する株式会社UKコーポレーション様の展示会ブースデザイン事例です。視覚的なインパクトで来場者の目を惹きつけるデザインを採用しました。リード獲得よりも展示会場で商談まで進めることを重視した目標のもと、来場者との接点づくりから商談へとスムーズにつながる空間を構築しました。


私たちは、株式会社UKコーポレーション様の「都市型トランクルーム経営」に関する展示会ブースデザイン・施工を担当いたしました。このプロジェクトの最大の目標は、単なるリード獲得ではなく、展示会場で商談まで行うことでした。そのため、いかに来場者との接点を作り、商談席へスムーズに誘導できるかを重視したブース設計を行いました。
戦略1:視覚的インパクトで差別化を図るデザインコンセプト
このブースデザインは、LPやサービスサイトとは異なる、展示会専用のデザインを採用しています。目を惹くグラデーションを基調としたデザインで、来場者の目を引くことを狙いました。また、投資家が関心を持つ「初期費用 100万円〜」「利回り15%」といったパワフルな数字を大きく打ち出し、来場者が一目でメリットを理解できるよう工夫しました。企業名やサービス名よりも「都市型トランクルーム経営」という言葉を大きく打ち出すことで、潜在顧客に広く訴求する狙いがありました。
戦略2:スムーズな商談へと繋がる空間設計とユニークな仕掛け
来場者との円滑なコミュニケーションを促すため、いきなりの商談ではなく、まずは会話のきっかけを作ることに重点を置きました。通路際に物件の販売状況がわかるパネルを設置。「残り2」「完売」といったシールで日毎に更新することで、リアルタイムな状況を見せ、来場者が自ら話を聞きたくなるような仕掛けを施しました。その上で、関心を持った来場者がすぐに座って話ができるよう、複数の商談用テーブルをゆったりと配置し、スムーズな動線を設計しました。
成果:目標達成に貢献したブースデザイン
このブースは、競合との差別化を実現する視覚的なデザインと、商談を重視した効率的な動線設計により、クライアントが掲げた目標達成に貢献しました。来場者の関心を引きつけ、商談という具体的なアクションにつなげる一連の戦略的な流れは、空間設計がクライアントのビジネス成果に貢献できることを示す好事例となりました。









