初めて展示会に出展する場合、1小間もしくは 2小間のスペースで出展するケースが多いでしょう。こちらではブース設営の基本的な考え方を紹介します。

 

そもそも小間とは？

小間とは各展示場所を区切っているスペースのことです。ブースとも呼ばれており、日本では1小間を3m×3mか、3×6m程度としています。小間の大きさの設定は展示会の主催者によって異なるため、注意が必要です。

 

1小間、2小間のブースは不利？

来場者の多くが会場の大通り沿いのブースから見てまわる傾向にあります。そして、会場の端に密集している小規模ブースには立ち寄ることなく退場してしまいます。展示会規模が大きいほどその傾向は顕著に見られます。

そのため、スペースが狭く、大通りから離れた場所にある場合、一般的に出展効果は低くなると考えられます。しかし、諦めるのはまだ早いです。会場をくまなくまわる来場者というのは具体的な目的を持っている人が多いため、十分にチャンスはあります。

 

小規模であっても緻密な展示会デザインを

イベントでただ製品を並べるだけでは来場者を呼びこむことはできません。限られた面積のブースだからこそ、緻密な展示会デザインを考える必要があります。まず初めに重要なことは、一目で何の展示なのかわかるようにすること。パネルやPOPに描かれているキャッチコピーやグラフィックを見て、思わず足を止めたことはありませんか？来場者に足を止めてもらい、集客に繋げるためには人を惹きつける見せ方をすることが大切です。